さそり座内の散開星団M7
Credit & Copyright: N. A. Sharp, REU Program, AURA, NOAO, NSF
画像の説明
 M7は、空で星々の最も突出した散開星団のうちの1つです。
 明るい青い星々がそびえる星団は、肉眼に暗い空でさそり座の星座の尾に見ることができます。
 M7は、全体でおよそ100の星々を含み、およそ2億年経ていて、25光年の範囲があっておよそ1000光年離れています。
 このカラー写真は、1995年にアリゾナ州のキット・ピーク国立天文台のバレル-シュミット式望遠鏡で撮りました。
 M7星団は古代から知られていて、紀元130年にプトレマイオスによって言及されていました。
 また、フレームの下部と銀河中心に向けて文字通り何百万もの星団とは無関係な星々と近くの暗い宇宙塵雲が見えています。
 今日の宇宙画像は、背後に数百万もの星々を従えてなお際立つ輝きの散開星団です。
 まさに背景の星々はこの星団の引き立て役に徹しているとも言えるようですね。
 ところでこの目立ちたがりやの星団が、毎秒14キロメートルもの速度で私たちに迫っているとのことです。
 太陽に比べたら赤ん坊のような星々ですが、よちよち歩きにしてはちょっと早いようにも・・・
 これだけ目立つ星団の将来は、オリオン・アーム舞台の「スター」になるのでしょうかね。
 太陽よりも大きな星が多いみたいですからすぐ近くでの超新星爆発を見たくもあり、はた迷惑な影響は受けたくないしまた1つ夜更けの題材が増えました。 2004年2月26日 t.sasaki
The M7 Open Star Cluster in Scorpius
Credit & Copyright: N. A. Sharp, REU Program, AURA, NOAO, NSF
Explanation
M7 is one of the most prominent open clusters of stars on the sky. The cluster, dominated by bright blue stars, can be seen with the naked eye in a dark sky in the tail of the constellation of Scorpius. M7 contains about 100 stars in total, is about 200 million years old, spans 25 light-years across, and lies about 1000 light-years away. This color picture was taken in 1995 at the Burrell-Schmidt Telescope at Kitt Peak National Observatory in Arizona. The M7 star cluster has been known since ancient times, being noted by Ptolemy in the year 130 AD. Also visible is a dark dust cloud near the bottom of the frame, and literally millions of unrelated stars towards the Galactic center.
20040222日号
数百万の星々よりも目立つ散開星団
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t.sasaki
 3D立体画像の付録です。交差法で立体的に見るには、左右の画像の中間(画像下の真ん中の黒点の上)に両目の焦点を合わせます。いわゆる、寄り目にします。平行法で立体的に見るには、左右のそれぞれの画像の下にある黒点の上の真ん中あたりに視線を持っていきます。このときには、両方の画像が、ぼんやりと見えるように画面をつき抜いてその先に焦点を当てるつもりで見ます。ほとんどを交差法にしています。平行法で見たい方は、画像をコピーして左右の画像を入れ替えてください。2002年4月30日ページに立体視の方法について掲載しています。
M 7

さそり座内の散開星団M7(NGC 6475)(タイプ『e』)
蠍座の尾(プトレマイオスの星団)

赤経 17時53.9分
赤緯 マイナス34度49分
距離 1000光年
視覚の明るさ 4.1等級
見かけの大きさ 80.0弧分

プトレマイオスが紀元130年に発見したと知られています。

 M7は、大きくて光り輝く群れです。星団は、非常に多いかすかで遠い天の川の星々が映される背景の中で、肉眼でも簡単に見つけられます。
 この見事な星団は、紀元130年にプトレマイオスに「さそり座の針の後の星雲」と記述されて知られていました。

 記述はまた、M6を含むかもしれませんが、これは不確実です。

 M7は、30の星々を含んでいるとして1654年以前にHodiernaによって観察されて、ラックII.14として南の天体のアッビ・ラカイユのカタログに含まれました。

 チャールズ・メシエは、No.7としてカタログに1764年5月23日に含めました。

 M7は、とても明るいおよそ80から100あまりの星々から成ります。1000光年の距離でおそらく18光年から20光年の線形拡張で、見かけでおよそ1.3度の直径のフィールドで10等級の明るさです。

 また、TrumplerタイプのI,3,mまたはI,3,rと現在、分類されています。

 このグループは、毎秒14キロメートルで私たちに接近しています。
 最も明るい星は黄色の巨人でスペクトルのタイプgG8(5.6等級)で、最も熱い主系列星はスペクトルのタイプB6(5.89等級)です。

 M7の年齢は、2億2000万年(スカイ・カタログ2000の新しい計算)と推定されました。

 最近は、これまでの800光年から1000光年とわずかに遠い距離を提案します。そして、星団の範囲を25光年に増やしましたが、年齢に影響を及ぼしません。

 この星団は、中央の方に集中する最も高い段階のある星団のうちの1つです。

 M7の統合した見かけの大きさは、数値で3.3と5.0の間で一致せずに示されます。
 どこで、最も大きい星は、誕生するのでしょうか?

 観測の証拠は、星々の散開星団を発展させる周辺が主要な場所であることを示します。

 そのような散開星団シャープレス212が、この画像に示されています。

 散開星団での大きい星は、画像中央に見えています。

 これらの星々からの精力的な光は、HII領域をつくっている水素原子を囲みイオン化します。

 水素原子を再獲得する電子として、特に明るい赤い光を発します。

 シャープレス212も塵と重い原子の例えば硫黄などの少ない量を含みます。
 硫黄からの放出が青で目立つ一方、塵は能率的に光を吸収します。

 イオン化された物質を切り離して中立の物質を囲む特に目立ってはっきりした境界が、HII領域の端に見えます。

 シャープレス212は、およそ20光年の範囲がありおよそ25,000光年離れて横たわっています。