| 外の太陽系のセドナ |
| Illustration Credit: R. Hurt (SSC-Caltech), JPL-Caltech, NASA |
| 画像の説明 |
私たち太陽系の中の最も遠い既知の天体は、何ですか?
今世紀の古い質問に対する新しい答えは、セドナと呼ばれる暗い赤い天体の発見で、NASAによって昨日(3月15日)、発表されました。
冥王星までの2倍以上の距離で、セドナは太陽に最も近いその近日点に近いです。
セドナの軌道は、非常に楕円で最も近いところと遠いところの隔離は、10倍にも及びます。そして、セドナを長い間仮定された太陽系の端に及ぶと考えられる冷たい天体のオールト雲の候補にします。
セドナは、冥王星の大きさのおよそ0.75であると見積もられます。したがって、1930年の冥王星発見以来の最大の太陽系天体になります。
セドナという呼び名は、これまでに呼ばれたかどうかに関係なく、惑星の呼称は国際天文協会の判断です。
この素描は、セドナが遠い太陽に面して直視するかもしれない眺めを表しています。
予想外に赤い色、普通でない軌道とセドナの起源は、確かに多くの将来の調査の話題です。 |
今日の宇宙画像は、2004年3月15日(アメリカ時間)に発表された新しい太陽系の天体です。
直径から惑星と呼ぶには異論が出ているようですけれども、呼び名の由来を思えば惑星に分類したくもなりますが・・・
個人的な感傷はともかくとして、セドナ天体の世間話とセドナ物語の全貌を・・・
関連画像は、最近のNASA情報2004年3月16日号で取り上げたものと変わりませんが、セドナ天体については、重複を避けたつもりです。
いつも神話などは尻切れトンボにしていますので、今日は全編を一挙にお読みいただけると・・・ 2004年3月17日
t.sasaki |
| Sedna of the Outer Solar System |
| Illustration Credit: R. Hurt (SSC-Caltech), JPL-Caltech, NASA |
| Explanation |
| What is the most distant known object in our Solar System? A new answer
to this centuries-old question was announced yesterday by NASA with the
discovery of a dark red object dubbed Sedna. Although over twice the distance
to Pluto, Sedna is near its closest approach to the Sun. Sedna's highly
elliptical orbit will further displace it by 10 times, making it a candidate
for the long-hypothesized Oort cloud of icy objects thought to extend to
the Solar System's edge. Sedna is estimated to be about three-quarters
the size of Pluto and therefore the largest Solar System object found since
Pluto in 1930. Whether Sedna is ever designated a planet is at the discretion
of the International Astronomical Union. The above drawing depicts how
Sedna might look facing the distant Sun. The unexpectedly red color, the
unusual orbit, and the origin of Sedna will surely be topic of much future
research. |
2004年03月16日号
第10惑星?セドナ物語の全貌
Credit: NASA/Caltech/M. Brown
Credit: NASA/JPL-Caltech/R. Hurt (SSC-Caltech)
2003年01月01日からの宇宙画像
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3D立体画像の付録です。交差法で立体的に見るには、左右の画像の中間(画像下の真ん中の黒点の上)に両目の焦点を合わせます。いわゆる、寄り目にします。平行法で立体的に見るには、左右のそれぞれの画像の下にある黒点の上の真ん中あたりに視線を持っていきます。このときには、両方の画像が、ぼんやりと見えるように画面をつき抜いてその先に焦点を当てるつもりで見ます。
ほとんどを交差法にしています。平行法で見たい方は、画像をコピーして左右の画像を入れ替えてください。2002年4月30日ページに立体視の方法について掲載しています。
Credit: NASA/JPL-Caltech/R. Hurt (SSC-Caltech)
Credit: NASA/JPL-Caltech/H. Kline (JPL)
Credit: NASA/JPL-Caltech/R. Hurt (SSC-Caltech)
Credit & Copyright : Caltech
発見を確認された太陽系の新しい天体で第10番目の惑星候補のセドナがどのように誕生したのかは、惑星地球生命体は全く知りません。
セドナ天体の熱の観察から、表面が比較的明るいのでカロンと冥王星のようなウォーターアイスまたは、メタン氷を持つ物体として期待するかもしれません。
しかし、ジェミニ望遠鏡とケック望遠鏡からの観察は、これが真実でないことを示唆します。
チリの1.3mのSMARTS望遠鏡の観察から、セドナが太陽系で最も赤い天体の火星とほとんど同じくらい赤い天体のうちの1つであるということが分かりました。
なぜ、赤い天体なのでしょうか?
観察した研究者チームは、現在、困惑しています。
観察した研究者たちは、他にセドナについて何を知っているのでしょうか?
チリの1.3mのSMARTS望遠鏡の観察から研究者チームは、セドナがおよそ40日ごとに一度自転していそうであると確定しました。
太陽系の中の天体の全てのうち、水星と金星だけは、とてもゆっくり自転すると知られています。
なぜ、遅い自転なのでしょうか?
チームの仮説は、セドナの遅い自転が月の影響に起因するということです。
チームは、直ちにハッブル宇宙望遠鏡からの観察でこの月の存在を確かめるべきです。そして、ハッブル観察で、直接、小さい衛星を見ることができなければなりません。
チームの観察に、引き続き注目しましょう。
セドナ、Quaoar、2004DW、2002AW197、なぜ、全てのこれらの新しく大きい天体が、現在発見されるのでしょうか?
理由は、天体観察の技術革新です。
クライド・トンボーは、1930年に空の非常に広い部分を見せる写真プレートを使って、冥王星を発見しました。しかし、それらは、ほとんど今日の私たちが使うCCDほど敏感ではありません。
そして、CCDは、大部分のデジタル・カメラの中に備え付けられています。
先に挙げた新しい大きい天体は、とてもかすかな傾向があります。そして、天体が移動すると共に以前にトンボーの発見した冥王星の調査の範囲外でした。
今日、CCDは十分に広範になっていて、コンピュータは5年前よりも格段に性能が向上し、これらの種類の小惑星を見つけるためにかなり簡単にしかも十分速く検出します。
チームは、これらを見つけるためにロボット望遠鏡上に取り付けた172台のメガピクセル・カメラを使っています。
およそ5年前でさえ、そのようなカメラは利用できませんでした。また、これらのカメラ・データを分析するコンピューティング力は、まだありませんでした。
ところで、発見されていないセドナのような内部のオールト雲天体が、まだ、あるのでしょうか?
セドナのような内部のオールト雲天体が存在することは、非常に可能性がありそうです。
チームは、セドナを発見する前に空の15%だけを見ました。
チームがさらに空を見続けるならば、セドナのような天体を数個を見つけるかもしれません。
しかし、そうだとしてもその続く発見は、オールト雲天体発見の端緒に過ぎません。
ケプラーの法則は、セドナのような非常に楕円軌道に乗った天体は、太陽から最もほど遠くで大部分の時間を過ごすと述べます。
したがって、近日点への接近軌道では、セドナのような天体があらゆる面を見せてくれます。
セドナのような天体が、それほど離れて遠くそしてかすかでなので、私たちが見ることができない太陽から非常に遠くに、多くの太陽系に属する天体があるはずです。
また、セドナは冥王星の大きさの半分よりもむしろ大きくておよそ4分の3くらいの直径です。
カイパー・ベルト天体のような大部分の太陽系個体群と小惑星には、現に大きい天体より小さい多くの天体があります。
そう、私たちがセドナに関して意外と大きかったと知りえたように、さらにかすかで小さい天体を見逃しているかもしれませんし、また、存在しているはずです。
1つの天体から予測をすることは非常に難しいけれども、内部のオールト雲がまさにセドナのような数千もの天体を持つことは非常に有望なようです。
内部のオールト雲内のカイパー・ベルト内と結合した小惑星帯により多くの質量が存在する可能性があります。
この眺めは、新しく発見された「セドナ」と呼ばれる惑星のような天体が、太平洋標準時の午後8時ごろに夕方の空のどのあたりに位置するかについて示します。
現在、それは星座鯨座にあって、太陽が沈む方向に火星と金星で三角形をつくります。
しかし、アマチュア天文学者が使う望遠鏡や肉眼では概して見ることができないほど微かな天体です。
ところで、なぜ、セドナと呼ばれるのでしょうか?
セドナは、別名を2003 VB12と表記されて、国際天文協会(IAU)小惑星センターの公式の一時的な指定です。発見した年(2003年)と発見した日付(11月14日)に基づきます。
一旦、2003 VB12の軌道がおそらく1年でかなりよく知られるならば、チームは、永久にセドナと呼ばれるように太陽系の小さい天体学名の名づけ機関であるIAU委員会に勧告するつもりでいます。
チームは、新しい太陽系の天体が、大部分を遠く最も冷えたところで過ごすということを発見しました。
そして、非常に冷たい北極海の底で生きると考えられているイヌイット族の海の女神「セドナ」が、この発見を記念するにふさわしいと感じて呼ぶことにしました。
チームは、これからもこの内部のオールト雲での新しく発見される天体が、北極地方の神話で本当に言い伝えられている名をとって命名するようにIAUにさらに、提案を決意しています。
セドナは、イヌイット族の海の女神です。
セドナは、イヌイット族の神話の中で非常に意味のある容姿です。セドナの神話には、多くの異なる言い伝えがあります。
このページでは、代表的な神話を紹介したいと思います。
伝説によれば、セドナは父と一緒に暮らした美しいイヌイット族の少女でした。彼女は、非常にうぬぼれが強くて誰彼かまわずに結婚するには、あまりに美しいと思っていました。
再三再四、彼女は結婚を望んでキャンプに来たハンターを拒絶しました。
ある日、父は彼女に最後通告をしました。「セドナ、私たちは食べるものが無くて、すぐに飢える。だから、お前が面倒を見てくれる夫を必要とするならば、今度こそ、結婚を望んで訪ねてくる次のハンターと結婚せねばならない。」
ところが、セドナは父を無視して、水の中に写った影を見ながら髪にブラシをかけ続けました。
まもなく、彼女の父は、もう一人のハンターがキャンプに近づいて来るのを見ました。彼の顔が隠れていたとはいえ、男は毛皮でエレガントに服を着ていて、裕福に見えました。
セドナの父は、男と話しました。
「あなたが妻を捜したいならば、私に美しい娘がいます。娘は料理することができ、縫物をすることができ、さらには、私は娘が良い妻に成るということを知っています。」
セドナはものすごい異議申し立てをしたにもかかわらず、ハンターのカヤックに押し乗せられて新しい家へと旅をしました。
そのうちに、彼女らは島に到着しました。
セドナは、あたりを見まわしましたが、何も目にすることができませんでした。芝小屋もなく、テントもない、まさに裸の岩と崖だけでした。
ハンターは、セドナの前に立って覆っていたフードを外し、特大で邪悪な笑い声を上げました。彼女の夫は、人の男性ではなく変装した大鴉で、彼女の心配事は的中していました。
彼女は叫んで、走ろうとしましたが、鳥が崖の上で空き地へ彼女を引きずりました。
セドナの新しい家は、動物の毛髪の少しのふさと硬く冷えた岩の上の周辺に広められた羽でした。
彼女が食べることができた唯一の食物は、魚でした。夫の大鴉は、食物を捜して飛び周り毎日のように生の魚を持ってきました。
セドナは、非常に不幸で惨めでした。
彼女は、泣いて、泣いて、父に夫の悪口を言いました。泣きわめく北極風を通してセドナの父は、娘の叫び声を聞くことができました。
父は、娘が悲しい生活を送っていることを知り、とても気がとがめました。セドナの父は、娘を救う決意をしました。セドナの父は、カヤックに荷物を積み込んで、セドナの家へと非常に冷たい北極海を何日も櫂で漕ぎ通しました。
父が到着したとき、セドナは岸に立っていました。
セドナは、父との再会の抱擁も束の間に、カヤックに素早く乗り込んで、懸命に櫂で漕ぎました。
セドナは、移動しているときに何度も遠くで廻っている黒い点を見ました。彼女は、無性に恐怖心を覚えました。そして、遠くの空の黒い点が、彼女を探して飛び廻っている怒り心頭の夫の姿と知りました。
大きい黒い大鴉は、海で上下に動いているカヤックを急襲しました。
鳥が、セドナ父子を悩まし続けたので、セドナの父は櫂を手にとって、大鴉に向かって打つけれども失敗しました。ついに、大鴉はカヤックの近くを急襲して、翼で海面をピシャリと叩きました。
猛烈な嵐が、起こり始めました。穏やかな北極海は、すぐにあちこちで小さいカヤックを投げ上げる激しい奔流になりました。
セドナの父は、非常に怯えました。そして、ついには、セドナをつかんでカヤックから海へと娘を放り投げました。
そして、父は空に向かって叫びました。「ここに、あなたの大事な妻がいます。私を傷つけないで、娘を連れて行ってください。」
冷たい極寒の流れの中でセドナは、体が麻痺し始めたので叫びもがきました。彼女はカヤックへ泳いで手を伸ばして、指でボートの縁を握りました。
激しい嵐に怖がる父は、自分のことだけしか頭に無くて、櫂をつかんで、セドナの指をドンドンたたき始めました。セドナは、父に止めてと求め悲鳴をあげました。
彼女の凍えた指にひびが入って、海に落ちました。彼女の恐ろしい夫の力の影響を受けて海底に落ちるセドナの指は、アザラシに変わりました。
セドナは、再び泳いで、彼女の父のカヤックにしがみつこうとしました。
再び、父は櫂をつかんで、彼女の手を打ち始めました。再び、セドナの手にひびが入って離れて、北極海で凍りました。
足は、海の底に漂い始めて、この時にクジラと他の大きい哺乳類に変えられました。
セドナは、これ以上戦うことができなくて、彼女自身を沈め始めました。
セドナは、苦しめられ起こった激しさに対する怒りで滅びませんでした。セドナは、現在の今でもなお、海の女神です。セドナの仲間は、海の底で彼女と座るアザラシとクジラです。
セドナは怒り、そして、人に対して激怒と乱暴な海と嵐を鼓舞しています。
ハンターは、彼女をものすごく尊敬します。
伝説によれば、ハンターは失礼のないようにセドナを扱わなければなりません。
天上の世界からの巫女の長い黒いもつれ合った髪をとかすために、彼女のもとまで泳がなければなりません。これは、セドナを鎮めます。
一旦、これが行われるならば、セドナはイヌイット族が海の恩恵で食べるのを許すために、彼女の哺乳類を解き放します。
北のハンターがアザラシを捕えたあと、水を哺乳類の口に落とすのは、ハンターが、セドナの親切で家族を養う許しを得られたことへの感謝のしるしのジェスチャーです。