キャッツアイ星雲
Credit: NASA, ESA, HEIC, and The Hubble Heritage Team (STScI / (AURA))
画像の説明
 天の川銀河の星々が点在する恒星間空間の向こう側を見つめると、地球から3000光年離れたところに魅惑的なキャッツアイ星雲が位置しています。
 名高い惑星状星雲のキャッツアイ星雲(NGC 6543)は太陽のような星の人生で、短くて最終的であるけれどもまだ素晴らしい局面を示します。
 一連の規則的な激動で外側の層を無視することによってこの星雲の滅びかけている中心星は、曖昧な同心の外形の単純な外側の模様を生じたかもしれません。
 にもかかわらず、美しくてさらに複雑な内側の構造の構成は、今でもよく理解されていません。
 この明らかに鮮明なハッブル宇宙望遠鏡画像に見られる本当の宇宙の目は、直径範囲が1光年の半分以上です。
 もちろん、キャッツアイをじっと見つめる天文学者はたぶん、およそ50億年後に私たちの太陽自身が発展する局面に重ね合わせて、惑星状星雲に入るための運命付けられた姿を見ているのかもしれません。
 今日の宇宙画像は、見る人を魅了する惑星状星雲のキャッツアイです。
 しばらくの間コンピュータの故障とプログラムの作成で休載していましたが、休養十分な体勢?で再開いたしました。
 休んでいた間の宇宙画像などについては、惑星テラ見聞録のオリジナル編成で追いかけて取り上げたいと思っています。
 今日からトップページも新装して各項目に移動しやすい編成にしてみました。
 ついでに殴り書きのページも新設しましたので、このコメント欄では差し障りの無い言葉にするつもりですが、勢いがあまった際には読み流してください。
 それでは、これからも愛想を尽かすことの無いようにお付き合いいただきたくお願い申し上げます。
 2004年11月1日 t.sasaki


国語 英和・和英 すべての辞書
Cat's Eye
Credit: NASA, ESA, HEIC, and The Hubble Heritage Team (STScI / (AURA))
Explanation
Staring across interstellar space, the alluring Cat's Eye nebula lies three thousand light-years from Earth. A classic planetary nebula, the Cat's Eye (NGC 6543) represents a final, brief yet glorious phase in the life of a sun-like star. This nebula's dying central star may have produced the simple, outer pattern of dusty concentric shells by shrugging off outer layers in a series of regular convulsions. But the formation of the beautiful, more complex inner structures is not well understood. Seen so clearly in this sharp Hubble Space Telescope image, the truly cosmic eye is over half a light-year across. Of course, gazing into the Cat's Eye, astronomers may well be seeing the fate of our sun, destined to enter its own planetary nebula phase of evolution ... in about 5 billion years.
2004111日号

星雲の素晴らしさに隠されている星の運命

今日の
NASA宇宙画像
項目 星雲
主題 惑星状星雲
About Life
ホーム
五行歌
掲示板
心と体の宇宙
ROSWELL
サイト・マップ
科学情報
NASA等の宇宙画像
画像クリックで、拡大画像を見られる時もあります。
ここは、ホーム -> 宇宙画像 -> カレンダー -> 今日の宇宙画像 です。
過去12ヶ月の宇宙画像カレンダー(アーカイブ)への最短移動 2004年8月11日から10月31日は休載
2004年08月 2004年07月 2004年06月 2004年05月 2004年04月 2004年03月
2004年02月 2004年01月 2003年12月 2003年11月 2003年10月 2003年09月
最近の宇宙画像カレンダー
About Life
ホーム
五行歌
掲示板
心と体の宇宙
ROSWELL
サイト・マップ
科学情報
NASA等の宇宙画像
宇宙画像の主要項目関連への移動
太 陽 系 星 々 星 団
星 雲 銀 河 宇宙論他
宇宙図で今日は、この辺り。宇宙図トップページ
惑星テラ見聞録  Planet Terra Memoirs
今月の公開カレンダーに移動します。
翌日またはその月の公開カレンダーに移動します。
前日のページに移動します。
 画面のレイアウトは、1024×768を基準にしています。文字の重なり・ずれ等が上記以下のサイズおよびインターネット・エクスプローラ以外のブラウザで発生している模様です。

 日本語変換で一般的にカタカナにならない語彙は、原語で表記しています。

 
このサイトの翻訳文は、原文を正確に訳したものではありません。
 ページ作者の解釈による意訳ですから正確を期す方は、原文を参照して下さい。 
t.sasaki
 3D立体画像の付録です。交差法で立体的に見るには、左右の画像の中間(画像下の真ん中の黒点の上)に両目の焦点を合わせます。いわゆる、寄り目にします。平行法で立体的に見るには、左右のそれぞれの画像の下にある黒点の上の真ん中あたりに視線を持っていきます。このときには、両方の画像が、ぼんやりと見えるように画面をつき抜いてその先に焦点を当てるつもりで見ます。ほとんどを交差法にしています。平行法で見たい方は、画像をコピーして左右の画像を入れ替えてください。2002年4月30日ページに立体視の方法について掲載しています。
 滅びかけている星は、ガスと塵の幻想的な模様を生み出します。

 NASAのハッブル宇宙望遠鏡のこの詳細な眺めで、キャッツアイ星雲は、映画の「指輪物語」で姿の見えない魔法使いサウローンの鋭い目のように見えます。

 星雲は正式にNGC6543としてカタログに登録されていて、その姿はまさにJ.R.R.トールキン幻影登場人物と同じくらい計り知れません。

 キャッツアイ星雲は最初に発見されるべき惑星状星雲でしたけれども、この星雲は広い宇宙で見られる星雲の中でももっとも複雑な星雲の一つです。

 太陽のような星が穏やかに終焉に向かうときに、その星が外側のガスを放出して困惑と驚きを与える外形で明るい星雲の形を作ります。

 1994年にハッブルは、最初に同心のガスの外層を含むNGC 6543の驚くほど複雑な構造について、高速ガスの噴射とガスの普通でない衝撃によって誘発された結び目を明らかにしました。

 まるでキャッツアイ自身が十分に壮観でないかのように、ハッブルの調査のための先進カメラ(ACS)で撮ったこの新しい画像は、キャッツアイ周辺で11個を超える同心のリングの中心模様または外形の全面的な素晴らしさを現します。
Credit: NASA, ESA, HEIC, and The Hubble Heritage Team (STScI/AURA) Acknowledgment: R. Corradi (Isaac Newton Group of Telescopes, Spain) and Z. Tsvetanov (NASA)

 各々の『リング』は、実際に空に投射されていると見られる球状泡の縁で、その外側の端に沿って明るく見えています。

 観察は、星が一連の規則的な動きで1500年間隔でその質量を放出したことを示唆します。これらの激動は、塵外形を生み出して、それぞれは私たちの太陽系の中の惑星の全てが結合したのと同じくらい多くの質量を含みますが、それでもまだ私たちの太陽の質量の1パーセントだけです。

 これらの同心の外形は、滅びかけている星の回りに階層化したタマネギの皮のような構造を作ります。ハッブルからの眺めは、タマネギを半分に切ったように見ることができ、各々の皮層を識別できます。

 最近まで、惑星状星雲周辺のそのような外形が稀に見られる現象であったと考えられていました。

 しかし、2004年4月に発表された論文の中では、これらのリングの構成が例外というよりも、むしろ規則的な傾向があることを代わりに示しました。

 ほぼ1500年毎に繰り返している惑星状星雲周辺で見られる中心模様は、星の命の終わりに質量損失発現の予想を持たなかった天文学者に対して驚きを与えました。

 いくつかの説明は、滅びかけている星の回りを旋回している伴星の活動および星の波動が、私たちの太陽の黒点周期と多少類似した磁気活動の周期を含むという提案が行われました。

 同じ考え方を持つ別の見解は、物質が滑らかに星から放出されることで、外に流れ出る物質による波の形成に起因してリングが後で生み出されるということでした。

 これらの見解と他の可能な説明のいずれに決定するにせよ、更なる観察とより理論上の研究が必要であることは明らかです。

 およそ1,000年前、質量損失の模様は、突然、変わって、キャッツアイ星雲は曖昧な外形の内側で形をなし始めました。

 この星雲は、その時以来広がり続け、1994年、1997年、2000年、2002年に撮ったハッブル画像を比較してさえ識別できるくらいです。

 謎は、何がこの劇的な変化を引き起こしたかということです。

 星がガスの外形を損失するように導かれる過程の多くの局面については、まだ研究も理論も不十分です。

 キャッツアイのような惑星状星雲の研究は、太陽のような星の生涯についてこれからの数千年に関する情報を捜し出せる数少ない観察対象のひとつです。
 ここからの2枚のキャッツアイ星雲の画像は、両方ともハッブル宇宙望遠鏡で撮りました。

 この画像は、1994年にハッブルの広角フィールド惑星カメラ2(WFPC2)で、水素、酸素、窒素を分離するフィルタで撮りました。
Credits: NASA, ESA, J.P. Harrington and K.J. Borkowski (U. Maryland)
Credit: R. Corradi (Isaac Newton Group) and D. Goncalves (Inst. Astrofisica de Canarias) Credit: Nordic Optical Telescope and R. Corradi (Isaac Newton Group of Telescopes, Spain)

 この2枚の画像もまた同じキャッツアイ星雲です。カナリア諸島のラパルマ島にあるノルディック光学望遠鏡で撮りました。

 地上にある望遠鏡の広い視野が、ハッブルによって像を造った中心領域を越えて、不明瞭な外側をも示していることに気がつきます。

 両方の画像は、窒素および酸素の2つの狭帯域フィルタで撮りました。画像は、使われる色彩設計の割当てで異なるフィルタで示しています。

 左の画像は、赤の窒素と緑の酸素で青色合いを表しています。

 右の画像は、青の酸素と赤の窒素を表しています。

 この画像は、WFPC2で硫黄フィルタを使用して取ったデータに、水素と酸素フィルタでハッブルの調査のための先進カメラと高解像度カメラ(ACS/HRC)で2002年に撮ったデータの組み合わせです。

 この画像の中に見られる赤い線は、使われたHRCの「指状突起」を隠す加工によるもので、この指状突起は明るい源に関係する星明りを遮るのに用いられます。
Credit: NASA, STScI, and Z. Levay
 キャッツアイ星雲のこの画像は、今日の主役画像やHRC画像で見えないACS画像の限界を示しています。

 ACSの広角フィールドカメラでは、かすかな外側の外形構造をカバーするために新たに3枚が必要でしょう。
Credit: NASA, STScI, and Z. Levay
Google
  今日の関連検索は、そのまま検索ボタンをクリックします。
     今日の宇宙画像 2003年9月1日以降で検索
     今日の宇宙画像 2003年8月31日以前で検索
     惑星テラ見聞録全体とWWWで検索





国語 英和・和英 すべての辞書
2003年01月01日からの宇宙画像
訪問者数の概計