今日の
NASA宇宙画像
項目 銀河
主題 渦状、星の誕生

これが本当の宇宙撫子
七変化の素顔

20041120日号
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Hubble unveils a galaxy in living colour
Credit: NASA, ESA, et al.
Explanation
An extensive, multi-wavelength study with the Hubble Space Telescope has shown the many faces of the galaxy NGC 1512. Hubble's unique vantage point high above the atmosphere allows scientists to see objects over a broad range of wavelengths from the ultraviolet to the infrared. In this view of the centre of the magnificent barred spiral galaxy NGC 1512, the NASA/ESA Hubble Space Telescope's broad spectral vision reveals the galaxy at all wavelengths from ultraviolet through to infrared. The colours (which indicate differences in light intensity) map where newly born star clusters exist in both 'dusty' and 'clean' regions of the galaxy.
自然の色で銀河を見せたハッブル
Credit: NASA, ESA, et al.
画像の説明
 ハッブル宇宙望遠鏡による広範囲な複数の波長調査は、銀河NGC 1512の多くの様相を示しました。
 大気圏のずっと上にあるハッブルの独特の視点は、科学者が赤外線から紫外線までの広い範囲の波長で対象を見ることを可能にします。
 素晴らしい縞のある渦状銀河NGC 1512の中央のこの眺めで、NASA/ESAハッブル宇宙望遠鏡の広いスペクトルの視野は、紫外線から赤外線までを通して全ての波長で銀河を明かします。
 色調は、光度の違いを示して、新しく生まれた星団が、銀河の『塵塗れ』で『鮮やかな』範囲に存在するところの地図を作ります。
 今日の宇宙画像は、銀河の中核で輪を描いて星々が誕生しているNGC 1512銀河です。
 天体は、ガンマ線から電波まで様々な波長で光を発しています。
 今日の主題は、ハッブル・カメラの7種類の波長で詳細に研究したNGC 1512の核です。
 合成画像は、銀河中心を取り囲む星々の誕生の輪を目立たせるために単色の映像データのセットを使いました。
 それぞれの波長が色彩で表されていますが、原画は全て白黒で、コンピュータ処理で各波長を色調視覚化しています。
 これらの各波長データを重ね合わせて、鮮やかな色彩の画像になります。
 11月21日号から23日号は、M31アンドロメダ銀河関連を連載します。

 2004年11月24日 t.sasaki


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 このカラー合成画像は、ハッブルの微かな対象カメラ(FOC)、広角フィールド平床式マイクロ・フィルム・カメラ2(WFPC2)、近赤外線カメラとマルチ天体分光計(NICMOS)の3台の異なるカメラによる7種類の映像データで作りました。

 NGC 1512は、南の正座時計座の中にある縞のある渦状銀河です。

 私たちから3000万光年離れていますが、比較的近くの銀河で、アマチュアの愛用する望遠鏡でも見ることができるほど明るい銀河です。

 銀河の範囲は、およそ70000光年で、私たちの天の川銀河を一回り小さくしたくらいです。

 銀河の核は、2400光年の幅がある幼児星団の素晴らしい特徴の環で、『核周辺』の星の爆発リングと呼ばれています。

 星の爆発は、新星の活発な形成出来事で、いろいろな銀河環境内で見つかります。

 科学者チームは、ハッブルの独特の波長範囲と同様に鋭い視野を利用して、そのような星を形成する領域のこれまでで最も広く最も詳細な研究の1つとして実行しました。

 成績は、NGC1512で新しく生まれた星団が、塵塗れや鮮やかな環境で存在することを示します。

Credit : NASA, HST, et al.

 鮮やかな星団は、紫外線と可視光で容易に見られて、画像の中に明るい青い塊りとして現れています。

 しかし、塵塗れ星団は、ハッブルのカメラで赤外線の波長で検出されて、隠れているガス雲の中で白熱だけによって現れます。この白熱は、リング内で暗い、塵塗れ通路に行き渡っている赤い光とみなすことができます。

 星団の塵暗黒化は、明暗をオンとオフで示すようです。

 星団は、誕生雲内で完全に覆い隠されていたり、あるいは、ほとんど完全にさらけ出されています。

 天文学者は、明るい新しく生まれたばかりの星々からの星の風と強力な放射が、速くて効果的な「浄化作用」の過程で、最初の出生の宇宙塵雲を取り除いたと考えています。

 この星の爆発の特性が、ハッブルを使って詳細に研究された他の近くの星の爆発と、どんなに類似しているかについても注目に値します。

 この類似は天文学者に、近くの銀河で起こっていることを理解することによって、非常に遠くの微かな星の爆発銀河の観察を解釈することができる希望を与えます。

 宇宙が、現在の時代よりもとても若い草創期に、そのような遠い銀河が星々の最初の世代を作りました。

 星を取り囲む星形成リングは、宇宙で一般的です。

 棒渦状銀河の範囲内でのそのようなリングは、実際、近くの星の爆発領域の最も多数のクラスから成るかもしれません。

 天文学者は、一般に大規模な星々が星団の中で数多く誕生し、巨大な筋が内部のリングにガスを集中すると考えています。 このような研究は、生じている過程の十分な映像を得るために、多くの異なる波長で観察する必要があります。

 この2枚目の画像は、広角フィールド・平床式マイクロ・フィルム・カメラ2(WFPC2)で撮りました。

 青い色(338nm)は、スペクトルの紫外線範囲を示します。

 映像データは、1999年3月5日に2500秒の露出で得ました。
Credit : NASA, HST, et al.
 この画像は、遠紫外線から始まって赤外線に至る7種類の連続映像データの最初です。

 この画像は、微かな天体カメラでデータを得て、欧州宇宙機関(ESA)の加工処理で強化しました。

 色調の紫(220nm)は、紫外線を示して、人間の瞳では見ることができません。

 映像データは、1993年7月18日に596秒の露出で得ました。
Credit : NASA, HST, et al.
 この3枚目の画像も、広角フィールド・平床式マイクロ・フィルム・カメラ2(WFPC2)で撮りました。

 緑の色(545nm)は、可視光を示します。

 映像データは、1999年3月5日に900秒の露出で得ました。
Credit : NASA, HST, et al.
ハッブル画像
 この5枚目の画像も、広角フィールド・平床式マイクロ・フィルム・カメラ2(WFPC2)で撮りました。

 オレンジ色(827nm)は、赤外線光線を表して、それは人間の瞳では見ることができません。

 映像データは、1999年3月5日に1100秒の露出で得ました。
Credit : NASA, HST, et al.
 この4枚目の画像も、広角フィールド・平床式マイクロ・フィルム・カメラ2(WFPC2)で撮りました。

 黄色の色彩(659nm)は、イオン化した水素(H-アルファ、電離水素)から赤方偏移した可視光を表しています。

 映像データは、1999年3月5日に5200秒の露出で得ました。
Credit : NASA, HST, et al.
 この6枚目の画像は、近赤外線カメラとマルチ天体分光計(NICMOS)で撮りました。

 濃いオレンジ色(1600nm)は、スペクトルの赤外線の範囲の中に入って濃い放射を示します。

 映像データは、1998年7月29日に640秒の露出で得ました。
Credit : NASA, HST, et al.
 連続最後のこの画像は、近赤外線カメラとマルチ天体分光計(NICMOS)で撮りました。

 赤い色(1870nm)は、僅かに遠い範囲内部からの赤外線の放射を示します。

 映像データは、1998年7月29日に640秒の露出で得ました。
Credit : NASA, HST, et al.
 この地上の画像は、幅0.15度でハッブルが銀河のどの辺りをカメラで狙ったのか示します。

 この渦状銀河の外の星が誕生している螺旋腕が見えています。
Credit : NASA, HST, et al.
 NGC 1512は、920万パーセクまたは3000万光年離れた南の星座時計座に位置しています。

 銀河は、幅が70000光年あって、まさしく銀河の中心にある核周辺の星の爆発リングは幅が2400光年です。

 物質の薄い筋が、かろうじて水平に銀河を切って進んでいるのを見ることができます。

 この筋が、ガスを銀河の中心に送って、星の出生リングを活気づけます。

 青い星々と熱烈な水素の赤色星形成雲が、銀河の外の端に沿って壮大な螺旋腕を描きます。
Credit : NASA, HST, et al.
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 3D立体画像の付録です。交差法で立体的に見るには、左右の画像の中間(画像下の真ん中の黒点の上)に両目の焦点を合わせます。いわゆる、寄り目にします。平行法で立体的に見るには、左右のそれぞれの画像の下にある黒点の上の真ん中あたりに視線を持っていきます。このときには、両方の画像が、ぼんやりと見えるように画面をつき抜いてその先に焦点を当てるつもりで見ます。ほとんどを交差法にしています。平行法で見たい方は、画像をコピーして左右の画像を入れ替えてください。2002年4月30日ページに立体視の方法について掲載しています。
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