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NASA宇宙画像
項目 宇宙論他
主題 宇宙論

アンドロメダからの光輪の
ポスト・カード集

20041123日号
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Young Stars in Andromeda Halo
Credit: NASA, ESA and T.M. Brown (STScI)
Explanation
Relying on the deepest visible-light images ever taken in space, astronomers using NASA's Hubble Space Telescope (HST) have reliably measured the age of the spherical halo of stars surrounding the neighboring Andromeda galaxy (M31). To their surprise, they have discovered that approximately one-third of the stars in Andromeda's halo formed only 6 to 8 billion years ago. That's a far cry from the 11-to-13 billion-year age of the stars in the Milky Way's halo. Because the image captures both faint dwarf stars and bright giant stars, astronomers can estimate the age of the halo population by analyzing its distribution of color and brightness. The halo is a spherical cloud of stars around Andromeda, located 2.5 million light-years from Earth.
アンドロメダ光輪内の若い星々
Credit: NASA, ESA and T.M. Brown (STScI)
画像の説明
 NASAのハッブル宇宙望遠鏡(HST)を使っている天文学者は、宇宙でこれまでに撮った最も濃い可視光画像に頼って、近隣のアンドロメダ銀河(M31)を囲んでいる星々の球状光輪の年齢を確かに計りました。
 驚いたことに、アンドロメダの光輪内の星々のおよそ3分の1が、僅か60億年から80億年前までに誕生したことを発見しました。
 それは、天の川の光輪内の星々の110億年から130億年の年齢と全く違いました。
 映像が微かな矮星と明るい巨星を捕らえるので、天文学者は、色と明るさの分布状態を分析することによって光輪個体群の年齢を推定することができます。
 光輪は、地球から250万光年に位置するアンドロメダ銀河を囲む星々の球状雲です。
 今日の宇宙画像は、アンドロメダ銀河周辺の星空風景です。
 ホンの数個しか見つけられない夜空の隙間に、ハッブル宇宙望遠鏡は凝視して、遥か遠くの銀河で領域を埋め尽くしました。
 今日の主題は、遠くない明日にこのアンドロメダまで旅行した時に、日程に余裕があるならばこれらの遠くの銀河を訪れるのも一興かもということです。
 何を戯れたことをと思う方は、相当に思考能力が動脈硬化を起こしている兆しです。
 余命幾ばくもないかもしれませんよ。
 このような素敵な宇宙画像の堪能リハビリを続けるならば、今からでも間に合います。
 私のページ以外にも星の数ほど無数にありますので、今日の宇宙画像は、天の川の小さな前景星に過ぎません。
 素晴らしい宇宙画像とめぐり合っていただきたいと思います。

 2004年11月29日 t.sasaki


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 今回のハッブルの撮像では、アンドロメダ銀河の光輪内で約30万の星々を解像しました。

 驚くべき結果は、これらの星々が60億才から130億才までの広範囲の年数にわたるということでした。

 年齢の範囲は、天の川の光輪での星々の個体群の110億才から130億才より非常に広いです。

 アンドロメダの光輪のとても若い星々の存在は、多分、小さい銀河との合併によって銀河の乱暴な歴史の結果でしょう。

 光輪の星々の領域に加えて、アンドロメダの中の球状星団は、画像の左に白い球状星団として見えています。

Credit: NASA, ESA and T.M. Brown (STScI)

 画像が非常に濃いために、何千もの背景銀河もアンドロメダで星々のベールを通して見ることができます。

 中央右側には、3つのスパークする天の川の前景星と重なるような銀河を見ることができます。これらは、互いに衝突している青い銀河と赤い銀河です。

 また、風車を見るような渦状銀河が近くにあります。

 右下近くの非常に明るい星は、画像に写った天の川銀河の数少ない前景星のひとつです。

 画像は、2002年12月2日から2003年1月11日まで撮った250枚の別々の露出の組み合わせで作りました。全体の露出時間は、3.5日でした。

Credit: NASA, ESA and T.M. Brown (STScI)
Credit: NASA, ESA and T.M. Brown (STScI)

 輝く星々、歪んだ銀河、10万以上星々の星団、これらは、アンドロメダからのポスト・カードです。

 この6つのパネル画像の中の天体は、アンドロメダ銀河周辺にある星々の球状雲と狭い範囲に見られる遥か遠くの数千の銀河から抽出した見本です。

 これらの画像は、ハッブルの撮像で見られた面白い詳細の一部を示しています。

 これらのパネルの星々は、アンドロメダの光輪で見つけられます。

 パネルのうちの5枚で見られる銀河は、アンドロメダを越えて遠くに位置する背景銀河の一部を象徴します。

 それらの少し歪んで現れる物質のカーブする赤い線が、例えば一番上の列の中央で見られます。それらの歪んだ様子は、他の銀河と衝突したことを示唆します。

 下右のパネルの白い天体は、球状星団と呼ばれている100,000以上の星々の集合で、アンドロメダの光輪です。

 アンドロメダは、地球から250万光年離れて位置します。

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 3D立体画像の付録です。交差法で立体的に見るには、左右の画像の中間(画像下の真ん中の黒点の上)に両目の焦点を合わせます。いわゆる、寄り目にします。平行法で立体的に見るには、左右のそれぞれの画像の下にある黒点の上の真ん中あたりに視線を持っていきます。このときには、両方の画像が、ぼんやりと見えるように画面をつき抜いてその先に焦点を当てるつもりで見ます。ほとんどを交差法にしています。平行法で見たい方は、画像をコピーして左右の画像を入れ替えてください。2002年4月30日ページに立体視の方法について掲載しています。
惑星テラ見聞録 訪問者数の概計
2003年01月01日からの
宇宙画像 訪問者数の概計


 今日の主題画像の範囲は、右の画像の緑色の四角形の中です。

 肉眼では、数個の天の川銀河の前景星を見るだけの範囲で、地上の大きな望遠鏡でも今日の主題のような遥か遠くの銀河の形態までは、とても認識し難いです。

 私たちが何気なく見上げる星々がまばらな空でも、ハッブルのような高解像度の宇宙望遠鏡では、ほとんど隙間を探すのが困難なほど遠くの銀河で埋まります。

 まさに無数の銀河がありその銀河は、少なくとも数億の星々を内包していて、星々の数以上の惑星があります。

 私たちの太陽系だけが、宇宙で特別な存在ではありません。まして、惑星地球のような「水」、酸素などの「空気」、岩石、そして生物の住む自然体系が整っている惑星も数限りなくあります。

 身近な惑星では、土星のタイタンにも太陽から遠く離れているにもかかわらず生物が存在する兆候を見つけています。

 残念なことに、NASAとESAでは、ホイヘンス着陸機の成功を確認してから小出しに私たちに伝える計画のようです。

 明日の号からは、土星のタイタンを連載します。

Credit: Bill Schoening, Vanessa Harvey/
REU program/NOAO/AURA/NSF
Credit & Copyright : Robert Gendler

 アンドロメダ銀河系特集の締めくくりとして、ロバート・ジェンドラー氏の秀逸画廊から絶句で言葉を失うほどの素晴らしいアンドロメダ全景をご案内いたします。

 遠くない明日に、あなたもそして私もこの銀河くらいまでは、旅行ができる日が必ず来ます。もちろん生きて帰ることも可能でしょう。一泊二日は、無粋な旅です。せめて、五泊六日くらいの余裕を持ちたいですね。

 宇宙旅行は、もはやフィクションの世界ではなくなります。

 私たち惑星地球生命体が、偏見を打破し素直に森羅万象を見極めることができるならば、光を越える科学技術を得られることでしょう。

 希望を抱き続けられるならば、そして、希望の扉をたたき続けるならば、どんなに難く閉ざされている扉も開かれます。

 似非宗教の神仏にお題目や経典を唱えても、明るい日に繋がる希望の扉は開かれませんよ。超常現象なる言葉に惑わされたり、妄信したりすることは、事象の真理も真相も見落とします。

 事象の真相を見抜き悟りましょう。

 複雑怪奇な事象であれ、答えは、単純な積み重ねにあるのです。理解する道を閉ざしているから、複雑にも難しくも勝手に思ってしまうのではありませんか?