今日の
NASA宇宙画像
項目 太陽系
主題 土星、タイタン

青い宇宙の海に浮かぶミマスと
タイタンの地表

20041125日号
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Mimas which floats in the sea of the blue cosmos
Credit: ESA, NASA/JPL/Space Science Institute
Explanation
In a splendid portrait created by light and gravity, Saturn's lonely moon Mimas is seen against the cool, blue-streaked backdrop of Saturn's northern hemisphere. Delicate shadows cast by the rings arc gracefully across the planet, fading into darkness on Saturn's night side. The part of the atmosphere seen here appears darker and more bluish than the warm brown and gold hues seen in Cassini images of the southern hemisphere, due to preferential scattering of blue wavelengths by the cloud-free upper atmosphere.
青い宇宙の海に浮かぶミマス
Credit: ESA, NASA/JPL/Space Science Institute
画像の説明
 光と重力によって生み出される見事な肖像で、土星の孤独な月ミマスが、土星の北半球の冷たく青い縞を背景にして見えています。
 土星の夜側で暗闇に徐々に消えて、リングに優美な影が、惑星を横切って優雅に弧を描いて進みます。
 ここで見られる大気圏の一部は、雲のない超高層大気による青い波長の優遇的な散乱によって、南半球のカッシーニ映像で見られる暖かい茶色と金色よりとても暗く青っぽく見えます。
 今日の宇宙画像は、昨日の頭髪の薄いタイタンの画像をお披露目したことにより持ち玉が尽きたので、最新の土星の月ミマスを代役として抜擢しました。
 今日の副題は、主題画像から降ろされたタイタンの表面(地上)について、現在までにカッシーニから受け取ったデータだけで編成しました。
 研究論文がまだ公開されていないために、オーバーの上から背中を掻くようなもどかしさがありますが、火星表面で見られるような風紋と思しき地勢もあるようです。
 起伏の激しくない地形も数百キロに渡って見られるので、惑星地球上でいえばオーストラリア大陸の砂漠のような地形と遥か遠くのタイタンの一部が相似しているのかもしれません。

 2004年12月1日 t.sasaki


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 直径が398キロメートルあるミマスの近くの明るい青い帯は、4,800キロメートルの幅があるカッシーニ間隙を通過する日光によって引き起こされます。

 この示差的特徴の最も右の部分は、この映像で僅かに露出過度で従って明るい白になっています。

 分割した内部のいくつかの薄い小輪の影が、ここでも見ることができます。

 画像の中央全体に広がっている暗い帯域は、土星の主なリングで最も濃いBリングの影です。

 Aリングと幅が狭い外のFリングと一緒に、実際のカッシーニ間隙の一部が、下の部分に現れます。

 この視角から、内部のCリング経由で大気圏と糸のような影が通過して見えるくらい、Aリングはかなり透明です。

 この画像は、赤、緑、青のフィルタを利用して得た映像データから、色彩加工の眺めとして組み合わせて作りました。

 カッシーニ宇宙船が土星から370万キロメートル離れたところで、2004年11月7日に狭角度カメラでデータを得ました。

 画像目盛りは、ピクセルにつき22キロメートルです。

Credit: ESA, NASA/JPL/Space Science Institute

 土星の月タイタンは、新しい偽色彩レーダー画像で滑らかな稜と起伏の多い稜の間の鮮明な相違を示します。

 以前公開された白黒画像と今回の偽色彩画像について、概観特徴の十分な見方を得られるように組み合わせています。

 新しいカラー画像で明るい地域は、より起伏の多い地形、レーダーに直面する傾斜、または異なる物質と一致するかもしれません。

 緑の色が滑らかな地域を意味する一方、ピンクの色は、表面に関する小さい詳細を誇張します。

 暗い地域を横切る曲がりくねった線状特徴は、峰または溝であるかもしれませんが、まだ本来の姿は理解できていません。

 大きい暗い円形の特徴が、画像左上になる西の端で見られますが、新しい衝突火口に似た特徴が少しだけ見られます。

 これは、表面が比較的若いことを示唆します。

 この地域は、冷たい物質と炭化水素から成ると思われる複雑な地質学的表面を明かします。

Credit: ESA, NASA/JPL/Space Science Institute

 表される地域は、タイタンの北半球の西経82度、北緯50度の範囲で、長さが約300キロメートル、幅が約150キロメートルです。

 画像上で見られる最も小さい詳細は、直径およそ300メートルです。

 画像は、カッシニ宇宙船がタイタンの表面の約1,200キロメートル上で2004年10月26日に得たデータから作成した一部です。
ESA画像

 この画像は、タイタンと火星について縞になった地形を比較します。

 左が、ホイヘンス探測機が着陸することになっている地域のカッシーニによる画像です。

 右は、火星で右から左に吹いている風に起因する縞模様を示すNASAのバイキング1号宇宙船が撮った画像です。

 ホイヘンス着陸場所の縞は、上部左から下部右(西から東)に動く何らかの流体、あるいはおそらく風によって作られました。

 カッシニ画像は、宇宙船の近赤外線フィルターを使ってイメージング科学サブシステムで、2004年10月26日にデータを得ました。

 北は、垂直線から右へ45度角で、画像目盛りは、ピクセルにつき0.83キロメートルです。

Credit: ESA, NASA/JPL/Space Science Institute

 カッシニのレーダー計器から事前の高度測定データを使って生み出されたこのグラフは、タイタン上の相対的な表面高度を示します。

 データは、5,000キロメートルから10,000キロメートルに及ぶ距離でタイタンとカッシニの最初の近い出会いの間になる2004年10月26日に得ました。

 観察した場所は、西経5度、北緯25度です。

 データは、長さ400キロメートルの通り道上で、およそ150メートルだけの高さまでの変化を示します。この地域は、タイタンでも著しく平らなことを示します。

 データの中の細かい詳細は、騒音のようであり、外観でも大きな位置を占めません。

 「ダウンリンク・データ・ドロップアウト(downlink data dropout)」とマークを付けられた範囲は、宇宙船から地球に転送の間に失われましたけれども、後のデータ再送で埋め合わせることができそうです。

Credit: ESA, NASA/JPL/Space Science Institute

 この画像は、宇宙船のイメージング科学サブシステムから可視光映像の繋ぎ合わせに、カッシーニのレーダー計器の受動放射計モードからのタイタン・データを重ねて示しています。

 明るくて暗い陰影が光学の映像からである一方、輪郭と色は約2センチメートルのマイクロ波波長でタイタンの放射を示します。

 このマイクロ波放射は、検知した可視光映像の太陽からの反射よりも、むしろ直接タイタンから生じています。

 マイクロ波輝度は、温度構成と荒れ模様のような表面特性について話します。

 表面を傾斜角度で見るとき明るさが減少して、たとえ同じ温度であったとしても、タイタンのディスクの端が中央と比較して暗く見える原因になります。

 明るさにおける変化が、物理的な熱に対する変化よりおそらく大きいので、表面の構成か構造上の特性によるでしょう。

Credit: ESA, NASA/JPL/Space Science Institute

 マイクロ波で明るい地域と暗い地域間の重要な相互関係が、光とその逆にあります。

 データセットの比較は、これらの変化の原因を決めるのを手伝います。

 タイタンのレーダー・データは、2004年10月26日の接近飛行のときに得ました。

 イメージング科学サブシステム・データは、月への接近上で得ました。


 これらの画像は、2つの異なる赤外線の波長でタイタンの表面を示します。
 カッシーニが1200キロメートルの高度で飛行した眺めとして、赤外線マッピング分光計で得ました。

 カッシーニは、まだ暫くは霞む月に最接近飛行を続けます。

 左の画像は、1ミクロンの波長で撮っていて、デジタル・カメラで撮るならばこのように像を結ぶことを示しています。

 右の2ミクロンの波長で撮った画像は、タイタンの表面について現在まで最も詳細な映像です。

 科学者が、さらに研究を熱望する鋭い境界線と共に、複雑な地形が現れています。

Credit: NASA/JPL/University of Arizona
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