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項目 太陽系
主題 土星

夜の帝王?
土星のドラゴン嵐の素性を探る

20050208日号
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The Dragon Storm
Credit : NASA/JPL/Space Science Institute
Explanation
A large, bright and complex convective storm that appeared in Saturn's southern hemisphere in mid-September 2004 was the key in solving a long-standing mystery about the ringed planet. Saturn's atmosphere and its rings are shown here in a false color composite made from Cassini images taken in near infrared light through filters that sense different amounts of methane gas. Portions of the atmosphere with a large abundance of methane above the clouds are red, indicating clouds that are deep in the atmosphere.
Grey indicates high clouds, and brown indicates clouds at intermediate altitudes. The rings are bright blue because there is no methane gas between the ring particles and the camera. The complex feature with arms and secondary extensions just above and to the right of center is called the Dragon Storm. It lies in a region of the southern hemisphere referred to as "storm alley" by imaging scientists because of the high level of storm activity observed there by Cassini in the last year.
 今日の宇宙画像は、土星流のドラゴンです。
 「○○流」が時々取り上げられますが、土星流は、やはりこの惑星が本家なのか「りゅう」という読み仮名の「竜(ドラゴン)」を見せているようです。
 この本家さんは、どうも夜に出現するのが好きなようですので、タイトルは『夜の帝王』を冠してみました。
 その名に相応しく威力も相当なもので、サイクロン(小型台風)に似ているらしいですけれども、惑星地球のアメリカを覆いつくすほどの大きさのようにも見えます。
 また、土星の嵐は、「卵」を食べて長生きしているらしいですので、物価の優等生の卵を私たちも活力源のひとつとして続けるのもいいかもしれません。
 化学物質を用いない卵ならば、おそらくアレルギーもないかもしれません。
 ちょっと高くつくかもしれませんが、卵アレルギーの対処のひとつとして探ることもできるのでは・・・

 2005年 2月26日 t.sasaki
ドラゴン嵐
Credit : NASA/JPL/Space Science Institute
画像の説明
 2004年9月中頃に土星の南半球で出現した大きく明るい複雑な対流嵐は、取り囲まれた惑星に関する長年の神秘性を解く鍵でした。
 土星の大気圏とそのリングは、メタン・ガスの異なる量を感知するフィルタで近赤外線光線で撮ったカッシーニ映像から作られたこの偽色彩複合画像で示されています。
 雲より上のメタンの豊富な存在量による大気圏の部分は、赤くて大気圏で濃い雲を示します。
 灰色は、高い雲を示して、茶色は中間の高度での雲を示します。
 メタン・ガスが、リング粒子とカメラの間にないので、リングは明るい青です。
 正に中央右上で腕と2つの延長部を持つ複雑な特徴は、ドラゴン嵐と呼ばれています。
 それは、昨年そこでカッシニによって観察された高レベルの嵐活動のために、イメージング科学者によって「嵐路地」と呼ばれる南半球の範囲にあります。


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 土星でドラゴン嵐は、2004年7月と9月の間の電波放出の強力な源でした。

 嵐による電波は、地球上で稲妻で発生する静電気のあっという間の連射に似ています。

 嵐が、惑星の夜側で地平線上に起こっていた時だけ宇宙船から見られるので、カッシーニはこの爆発を見つけましたが、嵐が太陽光線の方へ移動したときに爆発は止まりました。

 この嵐のオンとオフは、数週間の期間で多くの土星自転で繰り返しが見られ、嵐が明らかにしたのは、時計のような反復と電波爆発との関係でした。

 科学者は、それが地球上のように、ドラゴン嵐が、降水をもたらす巨大な雷雨であるとの結論に至りました。

 1つのミステリーは、なぜドラゴン嵐が夜側の水平線の下にある間に電波爆発が起こり、そして、なぜ嵐が昼側のカッシニ宇宙船の全貌の中で静まるかです。

Credit : NASA/JPL/Space Science Institute

 考えられる説明は、たぶん、流れが東で雲表面の高さでそれらと関連している所でとても濃いので、稲妻源が見える雲の東に位置するということです。

 これが事例であるならば、稲妻源は夜側水平線の上に生じて、見える雲より先に昼側水平線の下で弱るのでしょう。

 これは、電波爆発と比較して見える嵐のタイミングを説明します。

 嵐は、土星の濃い大気圏からそのエネルギーを引き出しているかもしれません。

 ドラゴン嵐は、別の理由でも大きな関心事です。

 数ヶ月に渡って得た土星の大気圏の映像を検討する際にイメージング科学者は、ドラゴン嵐が以前に起こった大きい明るい対流嵐を持った土星大気圏の同じ部分で起こるとわかりました。

 すなわち、ドラゴン嵐は、周期的に、時間とともに静まるドラマチックな明るい白い羽飾りを生み出すために、定期的に燃え上がる大気圏の中で濃い長命な嵐のように見えます。

 2004年7月に得た以前の1つの観察では、また、強い電波爆発と関係していました。そして、他の観察になる2004年3月に得た大気圏の映像で作り出された動画では、主な嵐の腕から壊れた3つの小さい暗い卵形の嵐が引き起こされていました。

 これらのうちの2つは、その後互いに結合して、北への流れが西に3番目の嵐を連れ去って、カッシーニはそれを見失いました。

 それらが南北に対向した流れで結合するまで、これらのような小さい暗い嵐は、一般に伸ばされます。

 これらの小さい嵐は、さらに大きな卵形と東と西への流れを含むもっと大きい大気中の特徴を維持する糧です。

 一旦、小さい嵐が巨大な雷雨から起こるならば、それから一緒に濃い大気圏のエネルギーを得て、強力な流れを維持し促進する食物連鎖を構成します。

 カッシーニは飛行コース上で、ドラゴン嵐その他の将来の再発を観察できそうな多くの機会を持っているでしょう。

 科学者にとってこれからの数年、電波爆発のミステリーを解くこと、そして、嵐の創造と結合を観察できる可能性が大いにありそうです。

カッシーニ画像

 ここで見える全ての卵形が、サイクロンに似ているかどうか、まだ明らかではありません。そして、それらの風が、反時計回りの方向で流れることを意味します。

 しかしながら、卵形は、カッシーニが木星上で見つけ出したサイクロンの卵形に似ています。

 それらの若干の卵形が、緯度を変える時に、卵形のいくつかが、西から東までの移動で明らかに方角を変更するようです。

 この魅力的な動きは、また、木星での卵形についてカッシーニ・イメージング科学者によって注目されました。

 卵形の2つの合併が、この連続で捕らえられて、その一つは、以前に報告されました。

 この動画の中の映像は、750ナノメートルに集中するスペクトルのフィルタを使用して、土星からの距離が7080万キロメートルから4630万キロメートルまで変動する狭角度カメラで得ました。

 映像目盛りは、1ピクセルが425キロメートルから278キロメートルまで変動します。

Credit : NASA/JPL/Space Science Institute

 この画像は、カッシーニのカメラで撮った土星の南半球の動画の一コマです。

 動画は、暗いサイクロン性の卵形に似た風による筋の付いた外観を示します。

 この動画は、カッシーニが、土星の方へ順調に進んだときの2004年2月6日から3月30日の間で撮った45枚から成ります。

 映像は、円筒形の地図を作るために直角の経度方式で映しました。それは、惑星の各々の自転について1つの地図としてカメラで捕らえました。

 動画として見るこれらの円筒形の地図は、それから背景としての球形の土星上に投影されました。

 土星のこの眺めは、背景にジェットがないことと僅かな暗い卵形だけが見えることを除いては、木星とのカッシーニの遭遇によって作られた動画で見るそれらと類似しています。

 ジェットは、土星の動画にもありますが、それらの特徴はずっと色を抑えられています。

Credit : NASA/JPL/Space Science Institute
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