今日の
NASA宇宙画像
項目 星団
主題 散開星団

何百万もの星々を従えているような
星団M7

20050409日号
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The M7 Open Star Cluster in Scorpius
Credit : NOAO, AURA, NSF
Explanation
M7 is one of the most prominent open clusters of stars on the sky. The cluster, dominated by bright blue stars, can be seen with the naked eye in a dark sky in the tail of the constellation of Scorpius. M7 contains about 100 stars in total, is about 200 million years old, spans 25 light-years across, and lies about 1000 light-years away. This color picture was taken recently at the Kitt Peak National Observatory in Arizona, USA as part of the Advanced Observers Program. The M7 star cluster has been known since ancient times, being noted by Ptolemy in the year 130 AD. Also visible is a dark dust cloud near the bottom of the frame, and literally millions of unrelated stars towards the Galactic center.
 今日の宇宙画像は、背景の何百万もの星々にも負けない輝きの星団M7です。
 スパークしているのが主役の星団ですが、背景で塵のように見えているのも星々です。
 関連画像で見るとわかると思いますが、肉眼では星団の周辺が暗い空間のようにも見えますけれども、関連3枚目のアマチュア天文台画像でも無数の星々で空間が埋め尽くされています。
 天の川銀河中央の観測がいかに困難を極めるのかわかる画像ではないでしょうか。
 それ故に星々の煌きを掻い潜るX線や赤外線、電波望遠鏡が活躍することにもなるのですね。
 次号からは、赤外線観測のシュピッツァー宇宙望遠鏡画像を数回取り上げる予定です。

 2005年 4月9日 t.sasaki
さそり座内のM7散開星団
Credit : NOAO, AURA, NSF
画像の説明
 M7は、空で星々の最も突出した散開星団のうちの1つです。
 明るい青い星々が支配する星団は、暗い夜空の星座さそり座の尾内に肉眼で見ることができます。
 M7は、全体でおよそ100の星々を含んでいて、およそ2億才で25光年の範囲があり、地球からおよそ1000光年離れて位置します。
 このカラー写真は、アメリカのアリゾナ州にあるキット・ピーク国立天文台の先進観測プログラムの一部として最近、撮られました。
 M7星団は、紀元130年にプトレマイオスが気づいた古代から知られていました。
 また星団の近くには、背景の下の部分と銀河中央の方角に、誇張なしに無関係な何百万もの星々が見えています。


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 M 7

 散開星団M7は、別名NGC 6475とも呼ばれていて、タイプは『e』で、さそり座の中の尾にあり、プトレマイオスの星団として知られています。

 赤経 17時53.9分、赤緯 マイナス34度49分で、約1000光年離れています。

 視覚の明るさは 3.3等級で、見かけの大きさは80弧分です。

 紀元130年にプトレマイオスが発見しました。

 M7は、大きくて光り輝く星団で、夜空でも肉眼で簡単に見つけられます。

 バーナムは、「星団は、非常に多くのかすかで遠い天の川の星々を背景に突き出ているように見える」と述べています。


 この見事な星団を発見したプトレマイオスは、「さそり座の針の後の星雲」と記述しました。

Credit: REU program/AURA/NOAO/NSF
NOAO画像

 記述は、また、M6を含むかもしれませんが、その点については、不確実です。

 このもっともらしい発見のために、数年前にM7について「プトレマイオスの星団」と言う呼称を一部の天文家が提唱し、承認を求めました。

 M7は、1654年以前に30の星々を数えたホディエルナによっても観察されていて、ラックII.14として南の天体のアッビ・ラカイユのカタログに含まれました。

 チャールズ・メシエは、1764年5月23日に彼のカタログに第7番目としてこの星団を含めました。

 M7は、これまでは約800光年の距離で、18から20光年の範囲と一致する約1.3度の視直径の領域に、10等級で約80のとても明るい星々から成っていると見られていました。

Credit: Grassland Observatory
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 3D立体画像の付録です。交差法で立体的に見るには、左右の画像の中間(画像下の真ん中の黒点の上)に両目の焦点を合わせます。いわゆる、寄り目にします。平行法で立体的に見るには、左右のそれぞれの画像の下にある黒点の上の真ん中あたりに視線を持っていきます。このときには、両方の画像が、ぼんやりと見えるように画面をつき抜いてその先に焦点を当てるつもりで見ます。ほとんどを交差法にしています。平行法で見たい方は、画像をコピーして左右の画像を入れ替えてください。2002年4月30日ページに立体視の方法について掲載しています。
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 この画像は、マンチェスター天文協会が撮影したM6とM7です。

 星団のこのペアは、およそ3度離れています。

 明るい星団がM7ですが、両方の星団はおよそ80から100の星々を含んでいて、1直径度で肉眼に見えます。

 M6は、半分の大きさで明るい赤い変光星のBM スコルピィ(Scorpii)を含んでいて、程よく他の星々の青と対照をなしています。

 この画像は、世界時で1997年8月7日の午後23時05分に10分の露出での撮影です。

Credit: Manchester Astronomical Society

 この星団は、散開星団の分類法であるトランプラー分類で、I,3,mまたはI,3,r と現在、分類されました。

 このグループは、毎秒14キロメートルで私たちに接近しています。

 最も明るい星は、黄色の巨人でスペクトル・タイプでgG8(5.6等級)で、最も熱い主系列星はスペクトル・タイプB6(5.89等級)です。

 M7の年齢は、約2億2000万年(スカイ・カタログ2000)と推定されています。

 以前には、約800光年離れているとなっていましたが、最近になってから1000光年とわずかに遠い距離を提案し、範囲も約25光年で約100の星々から成るとなっていますが、星団の年齢に影響を及ぼしません。

 この星団は、中央に最も高集中度を持つ星団のひとつとなっています。

 以前の推定には、大部分の北の観測者からこの南の星団について4.1から5.0等級までとかなり過小評価されていましたが、現代の観測者は、M7を3.3等級としていて見かけの目視の輝度と一致しています。

Credit: Grassland Observatory