3D立体画像の付録です。交差法で立体的に見るには、左右の画像の中間(画像下の真ん中の黒点の上)に両目の焦点を合わせます。いわゆる、寄り目にします。平行法で立体的に見るには、左右のそれぞれの画像の下にある黒点の上の真ん中あたりに視線を持っていきます。このときには、両方の画像が、ぼんやりと見えるように画面をつき抜いてその先に焦点を当てるつもりで見ます。ほとんどを交差法にしています。平行法で見たい方は、画像をコピーして左右の画像を入れ替えてください。2002年4月30日ページに立体視の方法について掲載しています。

タランチュラ星雲のピンクが眩しい
心臓模様

20050505日号
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欧州南天文台画像
項目 星雲
主題 発光星雲
Famous Southern Nebula
Credit: European Southern Observatory/ VLA
Explanation
The largest emission nebula in the sky, the Tarantula Nebula (also known as NGC 2070 or 30 Doradus ) is located in the Large Magellanic Cloud (LMC) , one of the satellite galaxies to our own Milky Way system. Seen far down in the southern sky at a distance of about 170,000 light-years, this beautiful nebula measures more than 1000 light-years across and extends over more than one third of a degree, almost, but not quite the size of the full moon. It received its descriptive name because of the unusual shape. It is a splendid object with a central cluster of hot and luminous young stars that powers strong emission from hydrogen and oxygen gas, making the Tarantula Nebula an easy and impressive target for observations, even with the unaided eye. It is well visible from ESO's mountain observatories in Chile and it has been the object of innumerable research programmes with many different telescopes.
 今日の宇宙画像は、大マゼラン銀河(雲)の大規模な発光星雲、タランチュラ星雲です。
 主題画像は、鮮やかなピンクで17万光年離れている銀河とは思えないほどです。
 ハッブル宇宙望遠鏡でなくとも地上の2.2メートル望遠鏡でもこのような鮮明な映像を得ることもできます。
 関連最後の星雲全体画像で、タランチュラの名前の由来を納得できるかもしれません。


 2005年 5月14日 t.sasaki
有名な南の星雲
Credit: European Southern Observatory/ VLA
画像の説明
 空で最も大きい発光星雲のタランチュラ星雲は、別名NGC 2070または30ドラダスとも呼ばれていて、私たちの銀河の衛星銀河のひとつである大マゼラン雲(LMC)にあります。
 およそ170,000光年離れた南空のはるかに下に見られるこの美しい星雲は、範囲が1000光年以上ありますが、1度の3分の1ほどで満月の大きさには及びません。
 珍しい形のためにこの星雲は、その描写的な名前を与えられました。
 中心に水素と酸素ガスからの強い放射の原動力となる熱くて明るい若い星々の集団がある見事な天体は、タランチュラ星雲を肉眼でさえ楽に観察させると共に印象的な目標とします。
 この星雲は、チリにあるESOの山の天文台からかなり見えて、多くの異なる望遠鏡による数えきれない調査プログラムの天体でした。


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ハッブル遺産・10万周回記念映像・幻想的なタランチュラ星雲
 この画像は、関連1枚目の左上四半部付近にある熱く青い天体周辺の明るい突出部を示しています。そこは、タランチュラ星雲中心部から北東に位置しています。
Credit: European Southern Observatory/ VLA
 この画像は、関連画像1枚目で極左にある若い球状星団NGC 2100周辺です。ここは、タランチュラ星雲の東になります。
Credit: European Southern Observatory/ VLA

 多数の独特で極彩色の天体が、この素晴らしい画像で見られます。

 主に赤い光を発する水素原子(波長656.2nm H-アルファ・スペクトル線)、緑青の光の水素原子(486.2nmのH-ベータ線)、そして、495.7と500.7nmの2本の[ O III ]線がある酸素イオンからなる非常に複雑な星雲状物質が、大部分の領域内で突出しています。

 この発光は、タランチュラ星雲の中心に位置するR136と呼ばれる星団内の200万年〜300万年前に生まれた熱く若い星々が発する強い紫外線(UV)放射による刺激が原因になっています。

 領域中至る所で、星雲状物質にまだ埋め込まれているいくつかの他の小さな若い散開星団があります。

 画像では、極左に球状星団のNGC 2100と右上に同じく球状星団のKMHK 1137が見えています。

 これらの2つの球状星団が、非常に異なる色で見えています。

Credit: European Southern Observatory/ VLA

 NGC 2100内の星々は、青く明るく比較的若く見えるのに対して、KMHK 1137内の星々は、この領域での塵と同じように古くまた、赤くなる影響のためにとても微かで非常に赤く見えています。

 全領域は、非常に異なる色と光度の星々で満ちていて、それらのほとんどは、大マゼラン雲に属しています。しかし、いくつかは、私たちの天の川銀河の前景星です。

 この画像で、境界近くの多くの狭い範囲は3つの色が全て含まれているわけではなくて、黒いままになっています。

 この画像は、視覚のスペクトルの一部で15の露出データの結合です。


          ここをクリックすると12メガバイトの拡大画像を見られます。

 この画像は、関連1枚目の右上近くにある球状星団KMHK 1137の周辺です。ここは、タランチュラ星雲の北西になります。
Credit: European Southern Observatory/ VLA
 この画像では、タランチュラ星雲の中央南東付近で、暗い物質の多数の「指状突起」と冷えたガスの通路が、まだ強い星の風に耐える塵を見せています。
Credit: European Southern Observatory/ VLA
 この画像は、タランチュラ星雲の中央から南西の範囲で、発光ガスの長くて明るい「フィラメント」を示しています。
Credit: European Southern Observatory/ VLA

 この画像は、30ドラダス、別名タランチュラ星雲またはNGC 2070のB(30秒露出、0.75弧秒、青)、V(15秒露出、0.70弧秒、緑)、R(10秒露出、0.60弧秒、赤)の3つの露出による合成です。

 このタランチュラ星雲は、天の川を含むローカル銀河集団の中でも最大の既知の星形成領域の1つです。

 この星雲は、最初に星としてカタログ登録されましたが、1751年〜1752年にフランスの天文学者A・ラカイユの観察により星雲と認められました。

 タランチュラ星雲は、肉眼で見ることができる唯一の特別な銀河星雲です。

Credit: European Southern Observatory/ VLA
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