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 このページは、今日の宇宙画像
2005919日号 です。
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2002年6月15日開設
2005年8月15日改訂

2005919日号
時速150万キロで突進する
宇宙園芸産のヒョウタン星雲

項目 星雲
主題 惑星状星雲
出典 ハッブル、ESA
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Hubble reveals previously unseen shocks
Credit: ESA & Observatorio Astronomico Nacional (Spain) / HST
Explanation
Stars like our Sun will eventually expel most of their material out into a planetary nebula. This is in the process of happening to an object called OH231.8+4.2 - a proto-planetary nebula surrounding a cool and dying star. The system is better known as the Calabash Nebula because of its peculiar shape. Another nickname for this object - the Rotten Egg Nebula - is derived from the large amount of sulphur compounds present, which would certainly produce an unpleasant smell if one could smell in space.
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 今日の宇宙画像は、宇宙の園芸作物ヒョウタン星雲です。
 このヒョウタンは、まだ成長途中で、これから千年後にもっと別の姿に変身する模様です。
 それは、さなぎが繭から抜け出して、幼虫では想像もつかない素晴らしい蝶のような姿を見せるかもしれません。
 ところで、瓢箪を食べたことがありますか?
 熟し過ぎず胡瓜よりもちょっと太目の頃の瓢箪は、ナスと見(味?)間違うほどです。
 普通のナスの炒め物の様に調理するだけで、驚きの食材に変身しますよ。
 さて、ヒョウタン星雲の次は、当然にコマの出番ですよね。
 いわずと知れた「瓢箪からコマ」でございます。
 お楽しみに・・・・

 2005年 9月19日 t.sasaki


以前に見たことのない衝撃を
明らかにするハッブル
画像の説明

 私たちの太陽のような星は、最終的には、惑星状星雲になってその大部分の物質を外へ放出します。
 この画像は、OH231.8+4.2と呼ばれる天体に起こっている惑星状星雲の初期の段階で、冷めた瀕死の星を囲んでいます。
 このシステムは、その独特な形態からヒョウタン星雲としてかなり有名です。
 この天体についてのもう一つのあだ名は、腐った卵星雲で、それは、混合物が硫黄の豊富な量を示すことに由来します。
 もし、宇宙で臭いを嗅ぐことが出来るならば、確かに不快な悪臭をもたらすでしょう。



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 この画像は、デジタル化空調査IIによるヒョウタン星雲(別名腐った卵星雲)を円で囲んで、画像中央に配置した空の半度(0.5度)を示しています。

 星雲は、イメージの右下角で見える散開星団メシエ46にあります。

 天文学者は、ヒョウタン星雲が星団内で星々と相互に作用しているかどうかを調査しています。

 また、もう一つの惑星状星雲が、ヒョウタン星雲の右下に濃い白い丸として現れて、画像に見ることができます。

 この星雲は、ヒョウタン星雲に無関係です。

Credit: ESA, Observatorio Astronomico Nacional (Spain), Digitized Sky Survey
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 この星雲は、中心星が排出するガスから成って、反対の方向でその後に加速しました。

 黄色のガスは、時間につき最高150万キロメートルの素晴らしい速度に達しました。

 放出過程は、星の大部分の質量が現在これらの両極性のガス構造に含まれるほど効率的です。

 天文学者のチームは、ハッブル宇宙望遠鏡を使ってガス流が周囲の物質(青色)にどのように突っ込むかを調べました。

 そのような相互作用は、惑星状星雲で形成プロセスを支配すると思われます。

 ガスの高速に起因して、ショック正面が衝撃で作られて、これらは周囲のガスを熱します。

 コンピュータ計算は、かなり長い間そのようなショックの存在と構造を予測したけれども、観測の証拠はこれまで少なかったです。

 このハッブル画像は、印象的な詳細で衝撃を明らかにします。

Credit: ESA & Observatorio Astronomico Nacional (Spain)
/ HST
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 天文学者は、イオン化された水素と窒素原子からの光だけを通すフィルタを使用して、激しい衝撃で加熱されるガスの最も暖かい側を識別して、それらが、複雑な西洋ナシ形の形態を組み立てると突き止めることができました。

 画像の明るい黄色がかったオレンジ色は、2つの超音速の高速度ガスが、どのように星から流れて反対方向で媒体を激しく攻撃しているかを示しています。

 中心の星は、中央の塵塗れ帯域の中に隠されています。

 これは、これらのショック構成要素が、明らかにそのような星雲で見られたという最初の時でした。

 深みのある高解像度映像データは、衝撃の複雑な構造を非常に詳しく見せると共に、コンピュータ・モデルによる予測との比較ができました。

 画像では、衝撃がどのように周囲のガスを突破したかを知ることができます。また、天文学者が予想した前方と後方の両方の衝撃波による衝撃の構成要素を見ることができました。

 現在観察されるガス流の多くは、ホンのおよそ800年前に起こった突然の加速から生じたようです。

 天文学者は、ヒョウタン星雲は、現在からさらに1000年後には、完全に発展した惑星状星雲として、蝶がその繭から現れるように姿を変えて私たちに見せると思っています。

 ヒョウタン星雲は、その最も長い範囲づたいが1.4光年あり、星座船尾座(とも座)の中で、私たちからおよそ5000光年に位置する散開星団内に居住しています。

 ハッブル画像は、2000年のクリスマス直前にWFPC2(広角フィールド・平床式マイクロ・フィルム・カメラ2)で、4つの異なるフィルタで得たデータを組み合わせています。

 この画像では、791nmによる光は、赤(露出時間900秒)で675nmが緑(900秒)で表されている一方で、水素(656nm)からの光の結合とイオン化された窒素原子(658nm)は、青い(14,700秒)ように表されています。


 画像は、天体からの2つの眺めを示します。

 白黒の画像は、1つのNICMOS赤外線フィルタで撮りました。

 この映像データは、星雲の微かな詳細と構造について、色複合でより明らかに示すことができます。

Credit: ESA, NASA, HST et al.
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 これらのハッブル宇宙望遠鏡画像で示される天体は、それが劇的にそれ自身を通常の赤い巨星から惑星状星雲に変えるちょうどその時の断末魔の苦しみを通り抜けている星の著しい例です。

 この過程は、とても急に起こるので、例え天文学者が、太陽のようなほとんどの星が最終的にそのような段階を通り抜けるであろうと信じても、そのような天体を目撃することは、本当に珍しいことになります。

 この星は、OH231.8+4.2の平凡な名前で、これらの赤外線の映像で2つの反対方向にガスと塵を吹き飛ばしているのを見ることができます。

 多くの塵が投げ棄てられて、現在は、星を取り囲んでいますが、それは直接見ることができなくて、塵が反射するのはその星明りだけです。

 ガスの流れは、非常に速くて平均で毎時700,000キロメートルの速度です。

Credit: ESA, NASA, HST et al.
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 極端な透明性で、これらのハッブルの近赤外線カメラとマルチ天体分光計(NICMOS)による映像は、動きの速いガスと塵が薄いいくつかのテープ模様(左下)とジェットのような構造(右下)で平行になっていることを明らかにします。

 それらが、両方の画像の中央から離れて広がっているのを見ることができます。

 左側のジェットのようなテープ内の物質の束が、ガスの濃い若干の小さい塊をたたくように見えます。

 この相互作用は、ガス内で強い衝撃波を生じるにちがいありません。


 電波天文学者による観察は、この星を囲んでいるガス内に多くの硫黄が含まれていると共に、例えば硫化水素や二酸化硫黄など多くの珍しい分子を発見しました。

 これらの硫黄合成物は、ガスを通り抜けている衝撃波で生じると思われています。

 硫黄合成物の豊富な量のためにこの天体は、「腐った卵」星雲という別名を得ました。

Credit: ESA, NASA, HST et al.
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 これらのNICMOSデータは、天体物理学の理論家に対して重要な挑戦を起こします。

 どのようにして、星は、ガスと塵のそのようなしっかりと平行な流れを生成することができ、どのようにして、そのような非常な高速さに加速度を与えることができたのかなどです。

 天文学者と科学者のグループは、外に流れている物質の詳細な構造について、薄いテープ模様とジェットの起源の証拠を捜し求めると共に、この星自体についてもっと理解を得るためにこれらのデータを使っています。

 この情報は、私たちの太陽のような星々の生涯で、天文学者に最後の段階のより完全な理解を与えます。

 カラー画像は、1998年3月28日に異なるNICMOS赤外線フィルタで撮った4つの映像の複合物です。

 それは、物質(構成と温度)の物理的な特性が、かなり外に流れ出ている物質が全体的に異なることを示します。
Credit: ESA, NASA, HST et al.
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