2004年
03月19日号
小惑星に接吻を迫られ冷や汗の地球
Credit : NASA / JPL
3月18日午後5時08分(アメリカ東部時間)に、直径およそ30メートルの小惑星が、地球のほほをかすめて通りました。
予想されていたとはいえ、地球は接近の記録更新に冷や汗を数粒流した模様です。
月に比べたら蚊よりも小さいこの天体は、2004年3月15日に発見された2004FHと呼ばれる小惑星です。地球とのニアミスの距離は、4万3千キロメートルで、地球の直径の3.4倍あまりでした。
平均して、2年ごとに2004FHの大きさ程の天体は、ざっとこの距離の範囲内を通ります。
しかし、これらの小さい天体は、大部分が検知されません。
今回の接近を特定し科学者がそれを知り得ただけでも、珍しいことといえるでしょう。
事実として、この小惑星2004FHのような小さい天体を検出することは、主に忍耐を必要とします。
現在、LINEARチームが日夜地球に接近しそうな小さい天体を検知しようと努めています。
また、このような天体の接近によるクローズアップは、小惑星を研究する先例のない機会を提供して、科学者は接近飛行を楽しみにします。
小惑星2004 FHの地球で最も近いポイントは、南大西洋上でした。
このページは、今日の地球画像の
2004年03月19日号です。
Credit : NASA / JPL
Credit : NASA / JPL
2004FH と地球のニアミス検証図
地球の重力は、およそ15度小惑星の軌道を曲げます。
小惑星は、31時間で月の軌道の他方から他方まで通過します。
2004FH と地球の接吻から合体までの予想の参考になるかもしれない図
青で示す小惑星2004のFHの軌道は、ほとんど完全に地球軌道の中にあります。
小惑星と地球の位置づけは、この尺度では見分けがつきません。