2005
15日号
Credit : SeaWiFS Project, NASA/ GSFC, and ORBIMAGE

南大西洋の美しい潮の華

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 南アメリカの南端の大西洋岸を離れて、冷たい水の噴流は環南極海流沖で分岐します。そして、南極大陸周辺で南の海に連続的な東に流れる循環の輪になります。

 この北に流れる分派は、マルビナス海流またはフォークランド諸島を通り過ぎるのでフォークランド海流と呼ばれています。

 ラプラタ川から通常数度の北または南の緯度で、暖かい南のブラジル海流と合流するまで、マルビナス海流は南アメリカの沿岸に沿って北に流れます。そこで、パラナ川とウルグアイ川が大西洋と合流します。

 画像のこの一組は、2004年12月6日についてのSeaWiFS衛星によるデータに基づき2つの異なる展望で、南大西洋のマルビナス海流領域を示しています。

 上の画像は、デジタル写真に類似した自然の色彩で、青と緑で海の植物のカラフルな華を示します。

 下の画像は、クロロフィル濃度を樹木の下で日陰になっている青から上部の日が当たっているところを黄色気味に示しています。

 マルビナス海流とブラジル海流の集中は、温度と塩濃度が比較的小さい範囲の中で、非常に量の変化に至る原因になります。

 流れと海洋水の押し合いは、沈む水と噴出する水の窪みをつくります。

 海洋に生息する微小の植物プランクトンがいる表面まで、噴出が海洋の下の層から栄養素が豊かな水を引き上げます。

Credit : SeaWiFS Project, NASA/ GSFC, and ORBIMAGE

 栄養物の流入は、水の肥料であり、植物プランクトンの集中がそこで増加します。

 クロロフィルと他の明るい魅力的な彩色は、海洋表面で華やかな模様を作ります。

 今日の地球画像は、魅惑溢れる海の瞬間の凶暴さを目の当たりにした映像の紹介を2日間続けたので、もうひとつの『本来の素顔』の海の画像を取り上げてみました。

 日本周辺では、親潮と黒潮が合流する房総半島の銚子沖や日本海側では対馬の北東周辺でも、今日の地球画像のような素晴らしい潮の華模様が見られるはずです。

 四方を海に囲まれている島が、海流の寒暖と動植物プランクトンにどんなに恵まれ、海中の生き物を育んでいるかについて、この華やかな潮模様でも読み取ることができるかもしれません。

 津波は、華やかな海が秘めている凶暴な一面です。

 美しい対象には、くれぐれも心して望まないといけないのかもしれませんね。

Credit : SeaWiFS Project, NASA/ GSFC, and ORBIMAGE
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